トイレに願う
うちのようなカウンセリングルームの場合、クライアントが来なくなると生活出来無くなる。
幸いな事にうちは何とか食べていけてるが、こういうご時勢である新しく出来るルームも多ければ、潰れていくルームも多い。
こうなってくると、毎日の1セッション1セッションが査定される事になってくる。
内容が悪ければ段々とクライアントを失う事になるが、良ければ口コミでのクライアント拡大につながる。
だが、時としてどうしようもない時もある。
例えば客商売においては、2月と8月がどうしても減収になってしまう。
カウンセリングルームの場合は少し違うので、そういう影響は無いが多少の増減はある。
ちなみに年明けから先週ぐらいまでは、うちは「減」の時期だった。
それまで2か月先まで埋まっていた予約がその週末を埋めるのがやっとという状況が続いた。
ここでセルフチェックしても特に変わった事がない。
つまりは、「谷」である。
こうなるとジタバタしても仕方無いのだが、それでもやらずにはいられない事がある。
それは、「トイレ」に関する事。
考えてみて欲しい。
繁盛している店のトイレは絶対に綺麗なのだ。
知り合いのカウンセラーは、クライアントが来ない時は延々とトイレ掃除をするらしい。
そうなると不思議と何とかなるそうである。
うちでは延々とはしないが、ポイントを抑えてない事が判明した。
それは、まず玄関から入った突き当たりがトイレなのだ。
風水の考え方では、これが良くないらしい。
対策としては便器の蓋を閉める事。
意識的にこれをやる事で流れが変わった。
次に子どもの簡易便座を奥さんが窓のフックに吊るしていた事。
私は以前から気にしていたのだが、最近ようやく下ろしてくれた。
男性が便器の前に立つ場合、丁度目線に簡易便座が入る事になる。
女性のように便座に座ると頭の上にそういうものがぶら下がる事になる。
これはどう考えても、あまり気持ちのいいものではない。
これを下げてから予約が完全に戻り出した。
嘘みたいな話だが本当である。
とはいえ、何でも都合よく解釈するのが私流(笑)
そんな訳で、また暇になったらトイレを磨いてみようと思う。
この記事を書いた人 Wrote this article
鷹宰 葵 鷹宰心理療法所:所長、公認心理師、催眠療法士(ヒプノセラピスト)、公認心理師実習指導者、ストレスチェック実施者、両立支援コーディネーター
精神力動論的立場。 専門はPTSD、複雑性PTSD、アディクション(依存症)、パーソナリティ障害、解離性障害、機能不全家庭、アダルトチルドレン、HSP、性格因等のメンタライゼーション的なパーソナリティへのアプローチ(精神力動アプローチ)。 心理学、精神医学、スピリチュアルに基づいた時間をかけた丁寧なカウンセリング・セラピーが信条。 琵琶湖の畔で一人気ままに活動中。 たまに医療領域にも出没。