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ここでは、鷹宰心理療法所で行っているその他の心理療法の中で代表的なものをご紹介します。
・いわゆるカウンセリングです。
・ロジャーズ(Rogers,C.R)という心理学者が提唱した心理療法です。
・何でもお気軽にご相談下さい。
・ご夫婦、ご家族一緒のカウンセリングもお受けします。なお、その料金は
カウンセリング1回分になります。(人数分必要ではありません。)
・希望される方には、セラピードッグを介在させた状態でのカウンセリングも可能です。
・精神分析の祖であるフロイト(Freud,S)が催眠療法の代わりに始めた心理療法です。
※厳密にはブロイラー(Breuer,J)との共同研究。
・催眠療法と同じように、薄暗い部屋で安楽椅子にかけていただき、心に浮かんだ事を自由にお話いただくセラピーです。
・ヒプノセラピーが難しい方に使う技法ですが、慣れてこられたら、ヒプノセラピーに
変更できるケースもあります。
※鷹宰心理療法所では、心理師によるアレンジを加えたオリジナル・バージョンを行っております。
・ヒプノセラピーや精神分析とは、全く逆の発想で、客観的に見られる
人間の行動に焦点を当てた心理療法です。
・人間の行動は、経験や練習によって習得されたものであり、不適切な行動や
問題行動も同様という考え方に基づき、
新たな学習により、
行動の修正を行います。(学習理論)
・鷹宰心理療法所では、主な技法として、「エクスポージャー」(暴露法)と「系統的脱感作法」を行っています。
・行動と人間認知の歪みに焦点を当てた心理療法(「行動療法」+「認知療法」)で、ベック(Beck,A,T)によって創案されました。
・人間の認知が行動に影響を与えるという考え方に基づき、その極端な歪みを修正する事で行動の修正を行います。
・不安障害に対応する心理療法として、行動療法の主流となる技法です。
・不安障害に対しては、従来は「フラッディング」という、強い恐怖を伴う問題場面暴露面させる
手法が用いられてきました。
・エクスポージャーは、恐怖の伴う問題場面に直面させるという点では、フラッディングと同じですが、
不安階層表(ハイアラーキー)を用いて、
弱い恐怖場面から段階的に暴露させていく点が異なります。
・ウォルピ(Wolpe,J)による「行動療法」の技法。
・「エクスポージャー」(暴露法)のイメージ療法版といったところでしょうか。
・手順としましては、まず、リラクセーショントレーニングを充分に行った後、
「エクスポージャー」(暴露法)と同様に、不安階層表(ハイアラーキー)を作成して、
不安・恐怖に対するSUD(自覚的障害単位)による、ランク付けをします。
・そしてランクの低いものから、順番にその場面をイメージしていきます。
不安を引き起こす刺激の場面がイメージできたら、イメージ誘導による
リラクセーション・トレーンングを行います。
※鷹宰心理療法所では、クライエントのケースによっては、「エクスポージャー」(暴露法)を
行いますが、基本的には、イメージの中で行う「系統的脱感作」を、
行動療法のメインの手法にしております。
・緊張すると肩が凝るように、不安な状態は緊張状態を作り出します。
・これをトレーニングによって、弛緩させていきます。
・ヒプノセラピーの導入部(誘導イメージ法)や「系統的脱感作法」で主に使いますが、ご自身でできるように
指導する事がございます。
鷹宰心理療法所では、誘導イメージ法、自律訓練法、(漸進的)筋弛緩法の3つをお教え
しています。
・ちなみにヒプノセラピーの誘導の中にも、イメージ誘導によるリラクセーション
トレーニングが含まれています。(誘導イメージ法)